都知事選後に密談 小泉純一郎「脱原発」で小沢一郎とタッグ

「小泉純一郎と小沢一郎が脱原発で手を組むのか」と、永田町で話題になっている。

「先週、小沢さんが<小泉と会った>と側近に話したそうなのです」(生活の党関係者)

 都知事選の後に会ったとなれば、「今後」について話し合ったのは間違いない。
「小泉さんは、このまま黙って引き下がるつもりはないし、小沢さんも脱原発を軸に政界再編を考えている。今年は11月に福島県知事選、12月には沖縄県知事選もあります。舛添知事のスキャンダルが炸裂して、年内にまた都知事選もあるかもしれない。おそらく2人は、近いうちにもう一回勝負する時が来ると思っているのでしょう。こういう政治日程をにらんで、脱原発・打倒安倍政権で共闘していくことは十分に考えられます。2人とも大義のためには小異を捨てられる政治家。私利私欲ではなく、“最後のご奉公”という思いは同じだと思う。守るものがない2人が手を組めば、安倍政権には脅威でしょう」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 2人の急接近は、小泉の息子の進次郎議員に対して、自民党内の風当たりが強くなっていることも無関係ではない。進次郎は都知事選でいち早く舛添不支持を表明し、「有権者100人分の名簿を提出」という執行部の命令も無視。安倍側近の萩生田光一副幹事長は21日、地元で開いた国政報告会の後、記者団から進次郎への処分について聞かれると、ニヤニヤ笑いながら「処分は明るく陰湿にやる。次は公認しないとかね」と答えたという。

「小沢さんは自民党を引きずり降ろし、再び政権交代を実現させる仕組みをつくることが、最後の大仕事だと考えている。自分は裏方に徹するつもりです。進次郎議員はその旗印になる。もし、小泉親子を引っ張り出せれば、野党再編は一気に進む。たとえ、次の総選挙で負けても、その次で政権を奪取すればいい。その時、進次郎議員は当選4回です。小沢さんは<当選4回、5回なら(首相の)有資格者だ>と言っていました。安倍さんが最初に首相になったのも、5期目でしたからね」(前出の生活関係者)

 進次郎を離党させ、本当に小沢と組んで政界再編に動く覚悟があるのか。小泉の「脱原発」の本気度が問われている。(日刊ゲンダイ)


今のこのどうしようもない政治状況を変化させることができるのは、やはりこの二人のようだ。
小泉純一郎の都知事選で見せた彼の応援演説の人気ぶりは、まだまだ活躍の場があるということの証明だったのか?小沢一郎は、政界再編の実力者である。しかし残念ながら、70を過ぎた小沢氏からは、嘗ての政界再編を成し遂げた頃の力強さは漲っていない。知恵のある参謀として期待したいところだ。

そして、この老人二人のパワーに小泉進次郎が加わることによって、少し様相が変わってくる。息子には親父譲りの人を惹きつける独特の雰囲気が備わっているようだし、今から方向修正をしっかり完結することができれば、リベラル勢力の核として政界に君臨できるかもしれない、という期待は膨らむ。

日本はウクライナのように、腐った政権を追い詰めるために全力を注がなければならない時だ。しかし不幸なことに、この国には本気で革命をしようという気概を持ったカリスマ的リーダーは存在しない。それだけ緩い日本の社会に飼い慣らされてしまったわけで、そこにはリーダーが誕生する素地は無かったということだ。

現政権の崩壊を成し遂げたウクライナでは、欧州や米国の工作員らによって100億ドルもの資金調達と、アジテータ活動をやったという情報が入ってきている。ウクライナ争乱の背景 米欧が政府転覆へ干渉 ソチ・オリンピックという最大のチャンスを見計らって決行したのだろう。日本では、このような他国の組織に依存しないで、国民自らの力で倒閣できればベストなのだが、正直、それは不可能だ。小沢、小泉を核とした政界再編によるリベラルな勢力と、ファシスト嫌悪の欧米の力を加えて、安倍カルト政権を追放できればと心から願っている。